青森県深浦町に青森の水産加工センターを設立しました。水産加工センターは青森マグロをはじめとする魚介類の冷凍保存機能を持ち天然本マグロの通年出荷へ向け、一年中新鮮な青森マグロを全国へご提供いたします。
水産加工センターでは、2016年8月に国際的な衛生管理基準のHACCP(ハサップ)認定を大日本水産会から受けました。
お客様が安心して召し上がれるよう、安全性の高い食品を製造しております。
水産加工センター 内観
直売コーナー
深浦で漁獲された天然本マグロをお買い求めいただけます。直売コーナーから加工場の様子も見学でき、マグロの解体ショーも実演予定です。
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準備室
加工室へ入室する前に、作業服のチェック、手洗い、長くつ消毒をする場所。手袋装着後は、ドアノブに触れることなく、赤外線自動ドアを採用したエアシャワーで埃を落とし加工室へ入室することができます。
荷受洗浄1次加工室
魚体の洗浄をハセッパー水で行います。海水由来の魚体表面に付着する雑菌を殺菌・除菌することで、いわゆる魚臭さをなくし、旨みを最大限引き出すことができます。
冷凍室
1次加工室には保管庫も完備。水産加工センターではマグロの他、タイ、ブリ、サワラなど深浦で漁獲された魚介類も取り扱いをいたします。
冷蔵室
1次加工室で洗浄されたマグロを熟成する冷蔵庫。魚体表面に雑菌がないため、魚肉内に存在する自己消化酵素によってのみ熟成が進むことで、旨みとなるアミノ酸が最大限引き出されます。
空間噴霧
優れた殺菌、消臭能力を持つハセッパー水(次亜塩素酸水)を空間噴霧する事で、施設内の環境を衛生的に保ちます。
2次加工室①
マグロをロイン、ブロックに切り分け、最終製品であるサクにカットしていきます。
2次加工室②
商品は全て金属探知機を通し、異物混入防止も万全です。
2次加工室③
真空包装機は、液体の包装にも適したものを採用しています。
2次加工室④
ショックフリーザーを3台完備。短時間で急速冷却するため、芯温が一気に下がることで、解凍時のドリップが大幅に減少します。
計量システム
加工室内には、事務室PCとLANで接続された3つの計量機を配置させ、高度なトレーサビリティシステムを実現。入庫から加工時の歩留り、出庫までをこの計量システムによって一元管理することで、漁獲日時はもちろん、加工日、漁場や漁法、規格ごとの在庫量がすぐにわかります。
超低温冷凍庫
品質維持のため超低温でマグロを保管します。
加熱加工室①
プロトン凍結機も完備。食品細胞の破壊を防ぎ、ドリップ量を低下させるフリーザーです。品物が凍る時の「氷の粒」を小さくし、そのマグロの凍結劣化を抑え凍結します。
加熱加工室②
錆にも強いステンレス製の回転釜は、全面均一加熱を実現しています。また、燃焼ガスが発生せず、空気が汚れないため、厨房内の衛生面にも配慮しています。
出荷準備室・梱包室
加工された商品の最終チェックを行い、しっかりと梱包後出荷されます。
品質管理室
安心・安全な商品を提供するために品質検査(ヒスタミン検査や生菌数検査等)を行います。
水産加工センター 概要
住所 | 〒038-2326 青森県西津軽郡深浦町大字月屋字裸森73-3 |
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TEL | 0173-82-0577 |
FAX | 0173-82-0578 |